コンシャスライフ研究所の井上阿佐子です。
昨日の続きですね。
最初に就職しようとしたときに望んだものは、ある程度得られていると思います。
人はひとつのものが手に入ったら、次は別のものが欲しくなります(もちろん無意識にですが)。
それが変化する時です。
ただ、問題なのは、別のものを手に入れようとすると、すでに持っているものを手放さなければならないことがあります。
でも、すでに持っているものは、あまりにも当たり前なので、それを手放すことなど考えられなかったりします。
例えば、両手にバナナを持った猿がいて、目の前のリンゴが欲しいと思ったとします。
一方のバナナを手放せば、リンゴを手にすることができます。
でも、猿は両手のバナナを手放さないまま、なんとかリンゴも手にしたいと考えて時間ばかり過ぎてしまいます。
こういう状況になりやすいんですね。
私の場合、システムやプログラムを作り上げて、上司や顧客に認めてもらう(褒めてもらう)ことが望みだったんですね。
システムを作るのは、基本的にひとりの頭でする仕事です。
集中して作り上げる喜びが大きかったと思います。
ところが管理職になると、そういう仕事のボリュームは激減し、人を育て、管理することが中心になります。
過去に作ったものをメンテナンスする仕事は結構ありましたが、新たに作り出すものはほとんどなくなり、ひとりの世界に没頭することが減りました。
深層意識では、次は人と関わり、人を育てる方にシフトしたいと思っていたのだと思います。
でも、ひとりで構築する世界があまりに当たり前で、その仕事のままでシフトすることが難しかったんですね。
そのため、夫と出会い、彼と東京へ行くという選択を得ることで、それまで手にしていたものを手放すことになりました。
そして、東京で「若者を育てる」仕事に就くのですから、本当に深層意識の思い通りですね(笑)。
もし、当時、今のように思考が現実化するしくみを知っていたら、別のやり方を選択をしていたかもしれません。
もちろん後悔はまったくありませんけど。
仕事で行き詰まったら、もう辞めたいと思ったら、慌てずに一度、さきほどの猿のことを思い出してください。
自分がどんなバナナを持っているのか。
それは必ず自分が望んだものだったはずです。
そして一番問題になるのは、猿は自分がバナナを持っていることを忘れてしまっているということです。
バナナを持っているのに忘れてしまうとどうなるか?
猿は自分が、何も持っていないと思い込んでしまう、ということです。
何も持っていない、嫌なことばかりだから、どこかに素晴らしいものはないかと探し回ります。
でも、無意識の領域で「バナナは絶対に手放さないぞ」と思っていると、目の前にリンゴがあっても、それをみつけることができません。
だから、まず、バナナを持っていることを思い出すこと。
それがどんなバナナで、どれほど自分を幸福にしてくれたかを思い出すことです。
その上で、「もうバナナは十分だから手放そう!」と思えたとき、今、本当に欲しているリンゴの姿が見えてくるかもしれません。
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[…] 5月11日のブログ『あなたの持っているバナナは何?』でも書きましたが、両手にバナナを握りしめたまま、リンゴが欲しいといっても手に入りません。 […]