コンシャスライフ研究所の井上阿佐子です。
先日、子育て中の友人と会いました。
そこで聞いたのですが、道徳の教科書に「幸福の王子」という話が載っているそうです。
私も子どもの頃に読んだ記憶があります。
ある街に「幸福の王子」の像があった。
身体は金箔で、目はサファイア、腰の剣にはルビーが飾られた立派な像で、その街の自慢だった。
王子(像ですが)は街の不幸な人々に自分の宝石をあげてきて欲しいとツバメに頼む。
ツバメは越冬のため仲間が旅立っていくのに、王子の頼みを聞いて宝石や金箔を街の人のところへ運びつづける。
冬になってツバメは死に、みすぼらしくなった王子の像は街の人の手で壊される。
というような話だったと思います。
ブログに書くため検索したら、最後はツバメと王子の心が天国へ行って幸福になったと書かれていました。
オスカー・ワイルドの子供向け短編小説ということですが、これが道徳の教科書に載っているというのは、どういう意図なのか考えてしまいました。
これは自己犠牲のお話ですよね。
自己犠牲が駄目ということではなく、未来のない自己犠牲であることが問題だと思います。
だれも幸せな未来を手にするイメージが出来ない物語です(天国オチは別として)。
宝石や金箔をもらった人は幸せになれるじゃないか、と思うかもしれませんが、貧しい人がある日突然、宝石を手にしたって、本当の幸福が得られるのかといったら疑問です。
盗品じゃないかと疑われるのがオチですよね。
お話の世界に、現実的すぎるかもしれませんが(笑)
子どもの頃に読んだとき、何を感じたのかは覚えていませんが、ストーリーを覚えているということは何かの印象があったのでしょう。
ただ、幸福の王子に共感はしなかったようです。
幼少期に「自己犠牲は美しく、現実では報われなくても天国へ行って幸せになれる」なんて、思考パターンを持ったら、かなり辛い人生を送りそうです。。。
ある程度年齢のいった子どもたちにこのお話を教えるのであれば、未来のない自己犠牲の結果は実りがないことを知って欲しいと思いました。
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