人を責めるな「しくみ」を責めろ

コンシャスライフ研究所の井上阿佐子です。

さて、夫婦げんかの最中にもうひとつ、大きな気づきがありました。

 

『人は鏡』という言葉がありますよね。
コンシャスライフでは自分で気づかない思考パターンを知るために、この『人は鏡』を使います。

夫婦げんかの原因になったのは「片づけ」でした。
夫が、ひとりでは片づけができないため、他のことに集中したい私にとってイライラの原因になったのです。

ここで、『人は鏡』だから、「片づけができないのは私の投影?」と考えてみます。

自分自身を振り返ってみると、彼よりはまとも(!)ですが、本当にきちんと片づけができているとは言えないことに気づきました。
机の上とかも結構乱雑だし、来客があると見えるところはきれいにするけど、見えないことろは。。。(^^;)>

本

そこで、思い出したのが書店で見た、2013年啓文堂書店ビジネス書大賞第一位の「トヨタの片づけ」でした。

私の片づけは素人の片づけですが、プロの片づけはどんなものなんだろうと興味をもったんです。

読んでみると、とても面白かったです。

特に、整理・整頓の”整頓”とは何か、という点が目からウロコでした。

トヨタでは”整頓”を、『「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする』と捉えているそうです。そして、書類を取り出すのは「10秒位内」だそうです。

これは結構難しいことですよね。
必要なときに「あれは、あそこにあったと思ったんだけど。。。」と探しても見つからず、結局、間に合わなくて新しいのを買ったら出てきた、なんて経験はどなたにでもあるのではないでしょうか。

 

そして、もうひとつ最も重要だと思ったのが『人を責めるな。「しくみ」を責めろ』という言葉です。

ここでは『「人はモノを隠したがる」という前提で片付ける』とあります。
例えば、発注ミスによる在庫が工場の隅に山積みにされていたことがあったそうです。発注担当者が自分のミスを隠し、納品された材料が使われないまま何年も保管されていたのです。その損害は多大でした。倉庫代だけでなく、それらは資産として扱われるため毎年税金も払っていたそうです。

そして、人間は誰しも自分のミスを他人に知られたくない、ましてや、そのミスに対して厳しく責任を問われるような風土では、ますます「隠す」という行為に手を染めてしまうというのです。

だから、トヨタには「人を責めるな。しくみを責めろ」という言葉があるそうです。

 

なるほど! と思いました。

私は、片づけのできない夫をただ責めていましたが、「しくみ」を作る必要があったんだと思いました。

 

例えば、彼はたびたび「Suica」を無くします。
多分、10枚以上は買っているでしょう。
でかける前には、しょっちゅう「Suicaがない」と言って探しています。

洗濯物として出されたワイシャツのポケットに入っていたり、背広やズボンのポケット、カバンの中などなど。
「入れるところを決めて、いつもそこに入れるようにすれば」と言うのですが、できません。
本人は、「ADHDだから」と主張しています。

私はこれまであきれているだけだったのですが、カバンにパスケースを紐でつけて外さないようにすれば良いのではないかと思いつきました(今、注文中です)。

 

つまり、できないことを責めるのではなく、どうすればできるようになるかを考える、ということです。

 

これが、小学生の子ども相手ならもっと早く「しくみ」づくりを考えたかもしれません。
でも、「大人なら自分で考えてできるでしょう!」と、つい考えてしまうのです。

よく考えたらトヨタで働いている人も皆、大人ですよね。
それでも本になるくらい考えて、試行錯誤して、しくみ作りに取り組んできたのだと思います。

 

私たちは、自分ができることを人ができないとき、人を責めます。

そして、人ができることを自分ができないとき、自分を責めます。

でも、他人や自分を責めるのではなく、

どうしたらできるのか。
できるには、どんなしくみが必要なのか。

そう思考することが大切なのではないでしょうか。

 

『思考が現実化する』なら、思考すれば必ずその答えがみつかるはずです。

今は、どうすればコンシャスライフを多くの人に伝えることができるのか、

そのしくみを考えています。

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10月24日(土)14時から、東京・飯田橋駅近くのカフェでお茶会を開きます。
直接会って、おしゃべりしたい方は是非、ご連絡ください。
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