子どもの望みを叶えてあげたほうが

コンシャスライフ研究所の井上阿佐子です。

オキシペタラム:5月2日の誕生花

オキシペタラム:5月2日の誕生花

以前、セッションを受けてくださった女性から、こんな問い合わせをいただきました。

※クライアント様の了解を得て書いております。

 

「セッションの後、インナーチャイルド・ワークを自分なりにしているのだけれど、

子どものちょっとした態度から、自分が不快な気分に逆戻りする毎日を過ごしています。

少しずつ良くなってはいるけれど、同じ所で躓くので。。。」

 

私自身は、子育てをしたことはないのですが、「子どもを育てるって大変なことだな」と思います。

私達は子どもの頃、自分の思い通りにならない事を抑えたり、我慢したりすることを学びます。

もし、子どもがすべて自分の思い通りになるように生きたら、それは暴君ですよね。

だから、抑えこむことも必要なんですが、子どもはそれを納得出来るだけの体験がありません。

無理やり抑えこまれる感覚です。

 

お店の前で自分が欲しい物を買ってもらえなくて、泣き叫ぶ子どもとかもいますよね。

買えない理由を言ったとしても、子どもには理解できないので、

お母さんは無理やり手を引っ張って、お店の前から引き離します。

そういうことを何度も繰り返して、子どもは「自分の思い通りにならないことへの怒りや不満を抑えること」を学び、大人になっていきます。

 

大人になって子どもが出来ると、今度は自分が親の立場になります。

「あれ買って~」と泣き叫ぶ子どもをお店から引き離さなければなりません。

すると、抑えこんできた自分の子ども心(インナーチャイルド)が、ざわつきます。

共鳴してしまうのでしょうね。

子どもの気持ちがよくわかるお母さんほど、共鳴すると思います。

 

ですから、クライアントさんがお子さんの行動に対して、毎日、不快な気分に逆戻りするというのもよくわかります。

そこで、客観視することをお勧めしました。

まず、お子さんのしていることを「子どもの自分がやっているのだとしたら?」と考えてみます。

子どもの自分は必ず何かの意図があってやるはずですよね。

例えば、親の注目を引きたい!とか。

それが何かを、まず受け止めてあげることで、どう接するかがわかってくるのではないかと思います。

そんなお返事をしました。

 

すると、翌日にはこんなお便りがありました。

「子どもの本音がわかりました。

『仕事をしないで、家にいてパンやお菓子を作って待っていて欲しい』というものでした。

今は求職活動中で家にいますが、ずっとそういうわけにもいかないので、この要求は難しいかと思います。

でも、できるだけ聞いてあげたほうがよいのかしら?」

 

なるほど、ですね。

子どもが困った行動を繰り返す場合、そこには「かまってほしい」という望みがあることが多いです。

では、お子さんの望みをできるだけ聞いて、家にいた方が良いのでしょうか?

 

クライアントさんが求職活動しているのは、経済的な理由かもしれません。

でも、お母さんが働くということは、子どもにとって別のメリットもあります。

それは、”子どもの自立を促す”というメリットです。

先に書いた「どんなに子どもが泣き叫んでも買わない親」も、経済的な理由だけでなく、「欲しがるものを何でも与えては子どもの将来に良くない」とわかっているからですね。

子どもは”今、欲しいものが欲しい”のですが、大人は将来のことを考えて与えたり、与えなかったりします。

このクライアントさんの場合、お子さんが15歳ですから、そろそろ自立に向けて進み始める時期かもしれません。

また、ご自身でやりたいこともあって、そのためにも収入があるのは良いことのはずです。

でも、迷いが生じてしまうんですね。

 

それは、『仕事をしないで、家にいてパンやお菓子を作って子どもを待っていたい』という気持ちが、自分自身にあるからです。

同時に、『仕事をして、自分が本当にやりたいことをもっと自由にしたい』という気持ちもあります。

だから、お子さんの態度を見て、自分の心が揺れ動くのです。

子どもの要求を聞くのではなく、自分がどう生きるかを選択することが重要です。

 

そして、どう選択するかは、明日のブログで。

 

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